さて、米国とは著作権法の伝統が違う欧州(大陸)の動きは、日本としても勉強になるはず、と思いながら、なかなか、どこから取り掛かってよいものやら。
と、思いながら、元同級生であるドイツの若手ホープの一人であるStefan Bechtoldに、時々欧州情報をもらっている私です。
先日は、「政府の役割」をめぐって議論していたところ、EU CommissionのDRMに関するページを教えてもらいました。
たとえば、EUでは2004年に、High Level Groupというのを作って、DRM関連の問題を検討し、報告書を出したりしています。
私も、これからじっくり研究しながら、コメントなどしていきたいと思いますが、たとえば、Trusted Computingやデジタル認証その他をきっかけとして、ネット上での「Trust」って何なの?という議論については、米国よりもEUの方が進んでいる、という話を良く聞きます。それに関連して、Trustについて扱ったページなどもありますね。
内容については、またおいおい、ご紹介していきたいと思います。