Stanford Law Schoolでは、各教授が、Office Hourを持っています。この時間は、原則として教授はOfficeにいてドアを学生のために開放し、学生は、その先生の授業を取っている限り、特に事前にアポイントを取らなくても教授に会いに行くことが出来るようになっています。教授のOffice Hourは、教授のWeb pageにも記載されています。
Office Hour には、教授は、授業に関する学生の質問に答えたり、単位取得のためのレポートやペーパーのトピックの選定の相談に乗ったりします。もちろん、学生は事前に質問をきちんとまとめ、教授の時間を必要以上に浪費しないように準備をすることが求められています。しかし、自分で調べても分からなかったりするからこそ、Office Hourがあるわけですから、真摯な態度で臨んでいる限り、かなり初歩的な質問に対しても、丁寧に教えてくれることもあります。
Stanford Law Schoolは、しばしば、学生の数が少なく、教授との距離感が近い、と言われますが、こうしたところにも、そうした教授と学生の距離の近さというものを実感することが出来ますね。